ロレックスはバカバカしい？その理由と、それでも欲しくなる魅力とは
「ロレックスはバカバカしい」「意味がわからない」そんな声をネットで見かけたことはありませんか？
確かに、数百万円もする腕時計を求めて並んだり、ロレックスマラソンをしたり、転売市場が盛り上がっていたり……。
客観的に見れば、「バカバカしい」と思われても仕方がない一面はあります。
しかし、その一方でロレックスには「それでも欲しくなる理由」や「手にすることで得られる価値」も確かに存在しています。
- それでも人々が惹かれ続けるのはなぜなのか？
- 後悔しないために知っておくべきことは？
- なぜロレックスはバカバカしいと言われるのか？
なぜ「ロレックスはバカバカしい」と言われるのか？【4つの理由】
「ロレックス」と検索すると、関連キーワードに「バカバカしい」というワードが出てくることがあります。
なぜ世界的な高級腕時計ブランドであるロレックスが、こんな風に揶揄されるのでしょうか？
①：高すぎる価格に抵抗感を持つ人が多い
ロレックスはエントリーモデルでも100万円前後、人気モデルは200万円以上することも珍しくありません。
さらに、「デイトナ」や「サブマリーナ」などの人気モデルに至っては、定価ではまず買えず、並行輸入店では300万円以上のプレミア価格が付いていることもあります。
この状況に対して、よくある意見が、
「時間がわかれば十分なのに、なぜそこまで高いのか？」というもの。
今やスマートフォンやスマートウォッチで、正確な時間はすぐに確認できます。
特に実用主義の人にとっては「時計は道具」。
そのため、「機械式である必要はない」「高級腕時計なんて見栄でしかない」と冷めた目で見られがちです。
さらに、ロレックスの価格はここ数年で急上昇しています。一昔前は50万円程度で買えたモデルが、今では2倍3倍の値段になっているケースも珍しくありません。
こうした価格高騰が続くと、ますます「庶民には縁のない時計＝バカバカしい高級品」という印象が強くなってしまうのです。
②：転売や「ロレックスマラソン」が滑稽に見えるから
現在、ロレックスは多くのモデルが品薄状態。
正規店で欲しいモデルを定価で買うことは非常に難しくなっています。
これは、定価購入を目指してひたすら店舗を回るという行為です。
しかし、これを知らない人から見ると、「大の大人が時計を買うために全国を走り回るなんて、正直バカバカしい」と映ることも。
実際にYahoo!知恵袋やX（旧Twitter）でも、
「ロレックスマラソンって何？バカみたい…」
「そこまでして時計買う人、正直滑稽だと思う」
といった投稿が見られます。
定価で買えれば、そのまま売るだけで数十万円の利益になるため、純粋な時計ファン以外もこぞって参入してきています。
結果として、「ロレックス＝投資・転売目的のモノ」というイメージが広がり、「それってバカバカしくない？」と感じる人が増えているのです。
③：ステータス消費・見栄の象徴と捉えられることもある
もちろん、これはロレックスの歴史や実績があるからこその評価とも言えますが、時代が変わり、「ブランド品＝ステータス」という考え方に違和感を持つ人も増えてきました。
特にSNSの普及により、「ロレックスを自慢するために買う人」が目立つようになり、
「またロレックス自慢か…」と冷ややかな目で見られてしまうケースも。
「高級時計を持っている自分は成功者だ」とアピールする行為が、現代では逆に滑稽に見えてしまうのです。
もちろん、全てのロレックスオーナーがそうだというわけではありません。
ただし、こうした一部の人の行動が、「ロレックスは見栄のためのアイテム」というネガティブな印象を与えてしまっているのも事実です。
④：維持費・オーバーホール代が高いから
ロレックスは買って終わりの時計ではありません。機械式時計であるため、定期的なメンテナンスが必要になります。その代表がオーバーホール（分解掃除）です。
一般的に、ロレックスは5～7年に1回のオーバーホールが推奨されています。正規のメンテナンスに出すと、モデルによっては7万～10万円以上かかることもあります。
さらに、部品交換が発生すればもっと高額になることも。
こうした維持費を考えると、
「だったらクオーツ時計でよくない？」
「Apple Watchなら数万円で買えるし、機能も多い」
という意見が出るのも無理はありません。
また、高価なロレックスを日常使いすると、「傷つけたらどうしよう」「盗まれたらどうしよう」といった精神的負担もついてきます。
これもまた、「ロレックスはバカバカしい」と言われる理由のひとつになっているのです。
このように、ロレックスが「バカバカしい」と言われる理由には、価格や転売、見栄の問題、維持費の高さなど、さまざまな背景があります。
次は、実際にネット上で見られる「バカバカしい」と感じた人たちのリアルな声をご紹介していきます。
実際にあった「バカバカしい」と感じた人のリアルな体験談【口コミ・知恵袋まとめ】
ここまで、「ロレックスがバカバカしい」と言われる理由について解説してきました。
でも、それはあくまで一般論。実際にどんな声があるのか？
ネット上のリアルな体験談や口コミを見てみると、さらに生々しい本音が見えてきます。
このセクションでは、Yahoo!知恵袋やSNS、掲示板などで実際に寄せられた「ロレックスはバカバカしい」と感じた人の意見をいくつかご紹介します。
知恵袋の投稿：「ロレックスマラソンって馬鹿らしくないですか？」
例えば、Yahoo!知恵袋では以下のような質問が見られます。
「今でも馬鹿馬鹿しいロレックスマラソンって流行ってるんですか？」
この投稿には、多くの共感コメントが寄せられていました。
「自分もそう思う」「時間の無駄だと思う」といった声が並んでおり、ロレックスを欲しい人の間でも「やりすぎじゃないか」と感じている人がいることが分かります。
5ch（旧2ch）での反応
匿名掲示板5chでは、さらに辛辣な意見が飛び交っています。
「いつまでもチンタラチンタラ正規店マラソンしてる暇無いわ。」
「ロレックス使ってる奴って金の話しかしねえなぁ」
このような声を見ると、ロレックスを巡る消費行動が「異常」とまで言われてしまっている現状が浮き彫りになります。
SNSの声：「腕時計に高額をかけるのはバカバカしい」
X（旧Twitter）でも、以下のようなポストが目立ちます。
日本人ならロレックスみたいな何金趣味はなさそうです。2ヶ月分の給料で1つ腕時計を買うなんてばかばかしいです。
— 東雲くによし(Shinonome Kuniyoshi) (@kuniyoshi_shino) February 10, 2025
オメガやロレックスに車1台買えちゃうようなお金かけるなんてバカバカしいし興味ないわーなんて思ってたんだけど、それは結局デザインに興味を持てていなかっただけなんだと気付いた…。
— Holly (@HollyXXIII) August 2, 2014
このように、「本当は欲しいくせに、転売だの資産だのと理屈をつけるのが見苦しい」と感じる人も多いようです。
でも一方で「欲しい」「羨ましい」と感じている人もいる
「そんなの欲しくない」と言いつつも、
「もし定価で買えるなら、そりゃ欲しいよ」と本音を漏らす人も少なくありません。
これは、ロレックスが持つ「羨望の象徴」としての力がいまだに健在であることの裏返しとも言えるでしょう。
それでもロレックスが欲しくなる5つの魅力と選ばれ続ける理由
「ロレックスはバカバカしい」と言われがちな理由は確かにあります。でも、ロレックスにはそれを上回る魅力があるのも事実です。
なぜ多くの人が「欲しい」と思ってしまうのか？その理由を5つ、順番に紹介します。
①：資産価値とリセールバリューが高い
通常、高級品は買った瞬間に価値が落ちます。
しかし、ロレックスは例外。むしろ、買ったときよりも値段が上がることすらあります。
「え？時計で儲かるの？」と思うかもしれませんが、実際にそういうケースはたくさんあります。
人気モデルの「デイトナ」や「サブマリーナ」なら、数年保有するだけで2倍以上の値段で売れることも珍しくありません。
しかも、これは一部の例外的なモデルだけの話ではなく、ロレックス全体の傾向です。
そのため、「どうせ時計を買うなら資産にもなるロレックスがいい」と考える人が増えているのです。
②：圧倒的なブランド力と100年以上の信頼
「ロレックス」という名前を知らない人は、ほとんどいないでしょう。
でも、単に有名なだけではありません。
ロレックスは実績でも他の時計ブランドを圧倒しています。
世界初の防水時計「オイスターケース」を開発し、エベレスト登頂や深海探査にまで使われたロレックス。
そういった冒険や挑戦の歴史に寄り添ってきたブランドなのです。
だからこそ、「ロレックス＝特別な時計」と感じる人が多いのは自然なこと。それは見栄ではなく、長い歴史が生み出した憧れなのかもしれません。
③：高級時計の中でも日常使いできる
「高級時計って、使うのが怖い」と思う人も多いですよね。でも、ロレックスはちょっと違います。
そもそもロレックスは、「実際に使うこと」を前提に作られた時計です。
例えば、サブマリーナはダイバーズウォッチとして本格的な潜水に対応。エクスプローラーは、登山家や探検家のために作られたモデルです。
つまり、ロレックスは「見せびらかすための時計」ではなく、「ガシガシ使える時計」でもあるんです。
「一生使える時計」と言われる理由は、こうした実用性にあるのです。
④：手に入れた瞬間から人生が変わる感覚がある
ロレックスを買うと、ただの「物を買った」とは違う感覚になります。それは、「自分の頑張りを形にした」という自己実現の感覚です。
たとえば、
「昇進の記念にロレックスを買った」
「30歳の節目に思い切って買った」
そんな話はよく耳にします。
時計というより、人生のターニングポイントを刻む「証明書」のような存在。だからこそ、多くの人が「ロレックスを手に入れたい」と思うのかもしれません。
また、腕に着けたときの満足感や、ふと時間を確認するたびに感じる嬉しさも、ロレックスならではです。
ただの時計では味わえない「所有する喜び」が、ロレックスにはあるのです。
⑤：買って後悔しづらい「鉄板の選択肢」
高級時計選びでよくある悩みが、「買って後悔したらどうしよう」という不安です。
また、ロレックスは世代を超えて使えるデザインが多いので、年齢を重ねても似合います。
20代で買って、60代まで使う――。そんな人も実際にたくさんいます。
「買ってよかった」と思える確率が高い
だからロレックスは、多くの人に選ばれているのです。
このように、ロレックスには「バカバカしい」と言われる理由もありますが、それ以上に欲しくなる理由がちゃんと存在しているのです。
ロレックスは「バカバカしい」と感じるかどうかは価値観次第
ここまで、ロレックスが「バカバカしい」と言われる理由、そしてそれでも欲しくなる魅力について紹介してきました。
「時計は時間がわかればいい」と考える人にとっては、ロレックスは単なる高級品でしかありません。
スマホやスマートウォッチが普及した現代では、
「時計にそんな大金を払うなんてバカバカしい」と思うのも自然な感情でしょう。
一方で、ロレックスを「ただの時計」とは考えていない人もたくさんいます。
- 頑張った自分へのご褒美として欲しい
- 人生の節目や記念に買いたい
- 単純にデザインや歴史が好きだから手に入れたい
また、「ロレックス＝見栄」と決めつけられることもありますが、それが本当に見栄かどうかは、自分自身が決めることです。
もし「本当に欲しい」「ずっと憧れていた」と思うなら、周りの声を気にする必要はありません。ただし、無理をして買うと後悔することもあるので、冷静に考えることも大切です。
自分にとって本当に必要なのか？なぜ欲しいのか？それが明確になれば、ロレックスを買うかどうかの答えは自然と見えてくるはずです。
まとめ：「ロレックスはバカバカしい」と思うのも、欲しくなるのも自然なこと
ロレックスは、たしかに「バカバカしい」と言われます。確かに、数百万円もする時計を求めて走り回る姿は、滑稽に映ることもあるでしょう。
でも、それでも多くの人が欲しくなるのは、ロレックスが単なる時計ではないからです。
- 自分だけの特別な一本になる
- 一生使える実用品としての安心感がある
- 手放すときも価値が落ちにくい
そんな魅力があるからこそ、「バカバカしいけど欲しい」という矛盾した感情も、実は自然なことなのです。
もし少しでも気になっているなら、まずはロレックスについて知ることから始めてみてください。
きっと、あなたなりの答えが見つかるはずです。
